81歳のおばあちゃんとの出会い

ワイプナの下にある郵便局へ行ったとき、彼女は私の2つ前に並んでいました。

彼女が並んでいる間に、私がやってきた。そして彼女は私に微笑んできました。私も笑顔で返しました。

そして彼女は、私に『あなたに合うような服や靴があります。よかったら見るだけでも見て。』と言われ、彼女は私の用事が済むまで待っていました。そして一緒に彼女の家に行きました。彼女は10年間、服屋を営んでいます。確かに、服や靴がたくさんありました。今のところ私には服も靴もたくさんあります。しかし一生懸命に出してくれて、見せてくれるので、81歳のおばあちゃんなのに一生懸命に生きておられることに感動しました。そのうえ人のことまで考えて。『あの人に、この服をあげたら喜ぶだろう』と思って買ってしまいました。

必要かと尋ねられると、必要ではない・・・。

こんなおばあちゃんと今日、友達になってしまいました。今週の日曜日で82歳になります。彼女の長い人生について、いろいろとお話をしてくれました。4人の子どもさんがおられ、あちこちに住んでいるそうです。彼らには自分たちのLifeがあるので、おばあちゃんは今ハワイにひとりでいます。10年前にご主人が病気で亡くなられました。子どもや孫たちとクルージングに行ったことがあるそうです。子どもたちと楽しく過ごすはずでしたが子どもたちはアメリカで育ち、ママの言うことを聞くよりもママに命令することが多く、とても疲れたそうです。子どもが大人になっていくと、たまに会うぶんにはいいのですが、長く一緒にいると疲れます。旅などは友人と一緒に行ったほうが気楽で楽しいとおっしゃっていました。

そうですよ。私がStephanieちゃんと旅をすると、Stephanieがしたいことを私も楽しく一緒にしてしまう。Lisaと出かけると、私がしたいことでも彼女がしたくないときは一緒に来ないし、一緒に出かける意味がありません。友人と出かけたほうが気楽かもしれmせん。長い間生きてきて、いろんなことを経験してきました。3人の子どもたちのために主人も私も一生懸命に生きてきました。子どもたちのことで意見が違ったりしたこともあります。3人の子どもたちのために生きてきましたが、子供たちはひとりで大きくなったようで我が道を行く・・・。

そして親の気持ちが分かるころにパパがいなくなってしまった。とても愛していた主人を失ってしまったことは大きいです。子どもたちのために主人のことを後回しにしたことについていま静かに考えること。もっとたくさん話をしたらよかったと思いました。

上の息子がハワイ大学を卒業して、パパのビジネスを手伝うように言いましたが、聞く耳も持たないでホームレスの友人とロスに行きました。

娘はロンドン留学の前にみんな<家族>で食事をしようと言ったのですが、私はまだパパと会う気持ちの用意ができていないと・・・。

パパはビジネスのことがあり、確かに学費は支払ってないけど、今まで一生懸命にしてきたパパに感謝の気持ちで生きてほしかった。

愛情という言葉が足りない今の子どもたち。たくさんの親からいろんな話を聞きます。時代の流れにもよりますが、忙しく仕事をして一生懸命に子育てをしました。しかし一番下のStephanieとはゆくりと過ごし一緒にいた関係は、上の子と少し違います。とてもとても思いやりと愛情のあるStephanieを失ってしまったこと。いつまでもいつまでも忘れることはなく、Stephanieを愛し続けます。

「81歳のおばあちゃんとの出会い」への1件のフィードバック

  1. ヨーコさま
    そうですね。子供の為に親は色々考え、我慢をし、生活をしています。
    今の私はそれが耐えられないのです。
    子供をどなり、遊び道具を取り上げ、大事にしていた息子が書いた絵さえも
    私は捨ててしまいました。
    今日気付きました。とても上手に書いた絵を、その時の感情で破り捨ててしまったようです。
    今日は、息子たちは実家に行っていて、いつもうるさい我が家は静かで、
    部屋の掃除をしていて気付きました。
    私は、感情で子供を叱りつけ、無視をし、怒鳴る母です。
    きっとそのしっぺ返しは数年すれば、来ることと確信しています。
    でも、辞められない。子供と一緒にいることが、耐えられないのです。
    ご飯も一緒に食べることさえ、私には苦痛なのです。
    早く一人になりたいと、毎日そんなことを考えています。
    ヨーコさん。こんな母親がいるなんて想像できないでしょう?

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