4月17日 兄が旅たった<66歳でした>

最後の最後まで・・・よくがんばりました

口数少ない兄・・・

口を開けると、おもしろく、笑ってしまう私・・・

戦争中、満州へ渡っていた母・・・

大連という町に生まれ・・・育ていました

青春時代・・・

母が日本人とのことで・・・

寒くて何もない遠い農村へ行かされて・・・

ひどい病気になり

母が毎日のように外務所へお願いして

近い農村に来るようになりました

上の兄と同じところで

苦労してきた青春時代

みんなで母の祖国・・・日本へ

ことばもわからずに

毎日、朝から晩まで仕事をしてきました

やがて、結婚し、子供も・・・

自分の店を持ち、夢を実現・・・

はたらくしか知らない兄の人生・・・

ハワイの青空を見せたくて

妹の紹介で家族全員・・・ハワイへ・・・

キラキラのラスベガスも一緒に楽しみました。

兄に、少しでも楽しい人生、

何回もこのすばらしいハワイへ来ていました。

大好きな兄が病気になってから

何回も足を運んで兄のそばへ・・・

妹の私として、できるだけのことをしてきました。

妹と兄の愛・・・永遠に消えることなく、生きている・・・

天国でゆっくりとお休みになってください。